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健康情報

2022.05.11 <秋>に役立つ情報

「腎虚」という言葉、ご存知ですか?

長かった暑い季節もやっと終わり、すがすがしく身体を動かすにはもってこいの季節になりました。

それなのに、
「疲れやすい」
「気力が湧かない」
「足腰に力が入らない」

などの理由から身体を動かすのがおっくうなあなた、もしかすると「腎虚(じんきょ)」かもしれません。

腎虚とは

腎虚とは、東洋医学でいう生命の源であり、健康を司る「腎」の働きが弱まり(虚する)、身体全体の機能が低下すること。
漢方でいう「腎」とは、現代医学の腎臓のみを指すのではなく、副腎などのホルモン分泌腺、骨歯、骨髄なども指しています。
それらから分泌されるホルモンなどは身体全体を調節しており、身体の発育・老化・代謝などをコントロールしている重要なものなのです。

また他にも、生殖機能の充実や身体の体液・水分代謝の働きにも関係しています。
この腎の働きが低下した「腎虚」の状態になると、子供だと発育不良、大人だとさまざまな老化現象が現れてきます。

腎虚の症状例

  • 発育不良による低身長(男性は16歳、女性は14歳ぐらいまでがチャンス!)
  • 足腰の衰え(足に力が入りにくい、つまずき易い)
  • 足腰が痛い
  • 精力の減退(インポテンツ)
  • 尿の異常(きれが悪い、夜尿、勢いがない)
  • むくみ(夕方靴がきつくなる、皮膚を押すと戻りが悪い) ・・・・など

あなたは当てはまっていませんか?

補腎(ほじん)

40代から先は、腎の活力(腎精)が徐々に低下し、腎虚が始まります。
この「腎虚」に対して、活力を与えようという考えが「補腎(ほじん)」という考えです。
補腎の作用は、ホルモンの分泌腺を元気づけ、保護し、ホルモン作用を維持することです。すなわち、各種ホルモンの働きを調節し、活発にすることです。

お子様の身長のお悩み、年齢を重ねるごとに感じる身体の老化に、漢方には「補腎薬」があります。
補腎の処方の代表としては、六味丸や八味地黄丸といった処方がありますが、その方の体質によって適した処方が異なります。(例えば、六味丸や八味地黄丸は胃腸の弱い人、下痢・軟便傾向のある方には不向きです。)
「もしかしたら…」という方は、一度ご相談ください。

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