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健康情報

2022.05.11 <春>に役立つ情報

花粉症と胃腸、陰陽五行説のお話

皆さん、こんにちは!

まだまだ寒さが続くといっても暦の上ではもう「立春」。梅の花から桜の花へ、季節はゆっくり春へと近づいていきますが、最近は単純に春の訪れを喜べない人も…。今では国民病とまで呼ばれるぐらいに数多くの人を悩ますようになってしまった「花粉症」の方々です。
実は私自身も花粉症歴16~7年ぐらい。テレビでスギの木から黄色い花粉が飛んでいる映像を見るだけで、なんだか鼻がムズムズします。

一般的な花粉症対策と漢方の「陰陽五行説」

一般的な花粉症の対策としては、「マスクをする」「家に入る前に服を払って、なるべく花粉を持ち込まない」「部屋の中をこまめに掃除する」など、原因となる花粉を避ける対策が中心になります。

しかし、昔から伝わる漢方の考え方「陰陽五行説」において鼻の病気のことを考えてみると、外的な要因だけでなく、私たちの身体の何を大切にすべきかが見えてきます。

陰陽五行説とは…

この陰陽五行説とは、「自然界に存在する5つの要素(木・火・土・金・水)に人間の身体の臓器や器官などを当てはめ、これら5つの要素が互いに助け合ったり邪魔し合うことで、自然界と同じように、人間の身体もバランスが保たれている」という考え方。昔の人はこれをもとに病気の治療や養生の方法を考え出してきました。

そして、この陰陽五行説には「虚する(弱っている)ときはその母を補せ(元気づける)」というルールがあります。これは、「弱っている臓器を治すときには、その親となる臓器を元気づけることが大切である」という意味です。

鼻の病気がなかなか治らないとき、「鼻」は「金」系に属し、その母は1つ前の「土」系になりますので、鼻の病気を治していくためには、土系に属している「胃」を大事にすることがポイントとなるのです。

陰陽五行説を踏まえた花粉症対策

花粉症の方はこのような考え方を頭に入れて、日常の食生活を振り返ってみてください。

  • 朝食を抜き、1日2食の生活をしていませんか?
  • 間食を頻繁にしてしまい、胃を休めてあげることを忘れていませんか?
  • 腹八分目で抑えられずに、お腹が一杯になるまで食事をしていませんか?
  • よく噛まずに早食いをしていませんか?
  • 寒い季節にもかかわらず、ジュースやビールなど冷たい飲み物をたくさん飲んで胃を冷やしていませんか?

もしこのような食生活を送ってしまっているのなら、鼻の症状を軽くするチャンス!
胃腸のことを大事に考えた食生活を心掛けることで、これから迎える花粉症シーズンをいつもより楽に乗り越えられると思いますよ。

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特長は「口が渇きにくいこと」。これは動物実験の結果でも明らかになっています。
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