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健康情報

2022.05.11 <夏>に役立つ情報

夏に起こりやすい汗トラブルと対処法

いよいよ夏がやってきました。これからは汗のトラブルが急増する季節。また、最近ではトラブルの対象年齢も拡大し、大人のあせもも多くなっています。

赤ちゃんのおむつかぶれから、大人のあせも・汗のニオイケアまで、早めに汗対策を始め、清潔なお肌を保ちましょうね!

ではまず、この汗の働きから見ていきましょう。

汗の働き

汗の成分は99%が水分で、そこに塩分・タンパク質・乳酸などが合わさって出来ており、皮膚に存在する「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類からなる汗腺から排出されます。

汗は身体にとって必要不可欠なもので、汗が蒸発する際に周りの温度を下げることで、体温の調節を行うことが一番の役割です。また、汗は肌においても重要な役割を担っています。常に蒸発する水分を補うことで肌を潤し、柔軟な肌を維持しています。

汗のにおい

「汗」というと「くさい」と思われがちですが、汗そのものには通常臭いはありません。汗が細菌の影響を受け分解したり、汗の成分が酸化されることで「分解臭」や「酸化臭」として臭いが発生します。

また現代では、エアコンの普及に伴って汗をかかない状況に慣れており、結果として汗腺の機能が低下し、汗の性質に変化をきたしています。

通常汗腺には、血液中に含まれるミネラル分をろ過するという働きがありますが、この機能が低下すると、ミネラル分の多いベトベトした「ニオイ」を伴った汗をかくようになります。

あせもの原因

あせもは大量にかいた汗を、拭き取るだけ・もしくはそのままにしておくことで、かいた汗が皮膚の中にたまってしまうことから起こります。

汗腺は皮膚の真皮の奥深くにあり、身体の表面にある汗孔と呼ばれる出口に通じています。

たまった汗は、皮膚の下にある汗管の周りの組織に漏れ出し、水ぶくれが生じたり、炎症を起こして、かゆみを伴う赤いブツブツができたりします。

また、最近では子どもだけでなく大人のあせもも多発しています。

あせも対策

あせも予防には通気性のよい服装を心掛けることや、洗い流すことが大切と言われています。
しかし、洗い過ぎは常在菌の減少を招きニオイを増すことにつながる恐れがあります。

また、制汗剤等の過度な使用にも汗腺を塞いでしまったり、皮膚の細菌をすべて殺してしまいかねません。その結果として細菌が繁殖し、ますます汗がベトベトし、ニオイが強くなることもあるのです。

適度な洗浄やローションでの拭き取り等、効果的なあせも予防・効果的なあせもケアを心掛けましょう!

長春堂でのオススメは、あせもやおむつかぶれ、汗のトラブルの予防にリスブラン化粧品の「女取水」や「静」。

できてしまったあせもやおむつかぶれ、かゆみには剤盛堂薬品の「ホノザルベ」です。

肌のトラブル、いつでも気軽にご相談くださいね(^^)

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