漢方薬舗 長春堂

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健康情報

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意外と知らない!?紫外線としみ・しわの関係

4月〜9月の間、特に必要な紫外線対策。紫外線による日焼けのダメージは皮膚の細胞に蓄積されていき、それが「しみ」や「しわ」になって現れます。
なんと、「しみ」や「しわ」の7〜8割は紫外線が原因で起こる「光老化」によるものとか。「しみ」や「しわ」の予防には紫外線対策をしっかり行うことが大切ですね。

今回はこの「しみ」「しわ」と紫外線の関係を見ていきましょう。

 紫外線の種類

紫外線には、主に「紫外線A波(UVA)」と「紫外線B波(UVB)」の2種類があります。
日焼けやしみに深くかかわっているのがUVB、しわに関係しているのは主にUVAです。

「日焼け」や「しみ」ができるまで
UVB

皮膚の一番外側である「表皮」は、主に角質層、有棘層、基底層に分けられます。このうち、日焼けやしみに大きく関わっているのが基底層です。

紫外線のUVBが基底層に到達すると、「メラノサイト」という細胞が「メラニン色素」をつくりだします。とくに女性から悪者として嫌われているメラニン色素ですが、本来は正義の味方のような働きをしています。メラニン色素が基底細胞に沈着することで、日傘のように紫外線から基底細胞の核を守っているのです。

メラニン色素は黒っぽい色をしているため、紫外線が当たると皮膚が褐色に日焼けします。つまり、「日焼け」は皮膚を守るための防御反応だったんですね。

通常、皮膚の細胞はターンオーバーによって次々と生まれ変わるので、メラニン色素はだんだん少なくなり、日焼けは数カ月もすると目立たなくなります。

しかし、紫外線によるダメージが蓄積していくと、やがてUVBが到達しなくてもメラノサイトがメラニン色素をつくり続けるようになります。これが「しみ」になるのです。

「しわ」ができるまで
UVB

先程のしみが皮膚の「表皮」で起こるのに対して、しわはその下の「真皮」で起こります。
真皮ではコラーゲンとエラスチンというたんぱく質が絡み合い、その間をヒアルロン酸という水分を多く含む成分が埋めています。これらの成分により皮膚の弾力性が保たれています。

紫外線のうち、波長の長いUVAは真皮にまで到達します。すると、コラーゲンが減少したり、エラスチンの構造が変化したり…。 

UVB

その結果、真皮の弾力性は失われ、へこんだまま戻らなくなります。これが「しわ」です。

<イラスト:「きょうの健康」より>
 日焼け止めに書かれている「SPF」「PA」って何?

■SPF

SPFはUVBを防御できるかを表す数値のことです。
この数値は、日焼けを起こすまでの「時間」をどれだけ遅らすことができるかを表します。
例えば、SPF10なら、塗らない時より10倍の量のUVBに耐えられます。

■PA値

PA値とはUVAの防止の目安を表す指標です。
・PA+  …UV防御効果あり。生活紫外線の対策。
・PA++ …UV防御効果がかなりある。生活紫外線、屋外で活動する時の対策。
・PA+++…UV防御効果が非常にある。屋外での活動が長い時の対策。
PA分類が1段階上がると、UVA効果が2倍になります。

 どんな日焼け止めを選んだらよいか?

次の図を参考にしてください。

日焼け止めの選び方

人は18歳までに、生涯で浴びる全紫外線量の半分を浴びてしまうとのこと。子供の頃からの紫外線対策が大切ですね。
また、肌が弱い方にとっては日焼け止めを塗ることが肌の負担となることも…。
そうでない方にとっても、いつも肌に使用するものですから、ただ単にSPFやPA値だけで日焼け止めを選ぶのではなく、肌にやさしい日焼け止めを選ぶ必要があります。

お肌のための紫外線対策なのですから、肌への負担についてはしっかり考えて選びましょう。